ドコモの格安SIMである「ahamo(アハモ)」と「irumo(イルモ)」を5つの項目で比較してみました。
ahamoとirumoの違い、どう違うのかわからない方も多いと思います。簡単な違いもまとめました。
今回は、格安SIMを契約する際に基本となる「1.料金プランとコスト」「2.速度とエリア」「3.サポートとサービス」「4.契約条件と制約事項」「5.通信品質と安定性」を徹底比較しています。両SIMブランドの良いところ悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを契約しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
1.料金プランとコストで比較 | 料金プランの価格、通話料、データ容量、追加オプションなどを比較しましょう。使用頻度や通信量に合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。 |
2.速度とエリアで比較 | 提供されるネットワークのカバレッジ(エリアの広がり)や通信速度が重要です。自分が利用する地域で十分なカバレッジと速度が提供されているか確認しましょう。 |
3.サポートとサービスで比較 | 提供されるカスタマーサポートの品質や対応体制、追加で提供されるサービス(例:国際ローミング、セキュリティ機能)も比較要因です。問題が発生した際に適切なサポートを受けることが重要です。 |
4.契約条件と制約事項で比較 | 契約期間や解約手数料、プラン変更の制約事項なども確認しましょう。将来的な変更や解約時にかかるコストや制約について理解しておくことが重要です。 |
5.通信品質と安定性で比較 | 提供されるカスタマーサポートの品質や対応体制、追加で提供されるサービス(例:国際ローミング、セキュリティ機能)も比較要因です。問題が発生した際に適切なサポートを受けることが重要です。 |
上記の5つの項目で、ahamoとirumoを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
※税込み価格 | ahamo | irumo |
0.5GB | --- | 550円 |
3GB | --- | 880円(2,167円) |
6GB | --- | 1,540円(2,827円) |
9GB | --- | 2,090円(3,377円) |
20GB | 2,970円 | --- |
100GB | 4,950円 | --- |
irumo()内料金は、割引前の基本料金です。
ドコモ光セット割/home 5G セット割1,100円、dカードお支払割187円が適用された料金になります。
ahamoとirumoでは、しっかりユーザーの棲み分けができています。
プランの通信量でどちらもかぶる部分がまったくありません。
ahamo | irumo | |
---|---|---|
契約事務手数料 | 0円(公式サイトからの申し込みで) | 0円(公式サイトからの申し込みで) |
契約解除料 | 0円 | 0円 |
国内通話料 | 5分間0円、5分超過後22円/30秒 | 22円/30秒 |
通話オプション | かけ放題1,100円 | 5分かけ放題880円、かけ放題1,980円 |
またahamoには基本料金に5分かけ放題の通話料無料がもともとセットされているため、irumoの割引適用なしで短時間通話の頻度が多い方はライトユーザーでもahamoの方がお得になるケースもあります。
ミドルからヘビーユーザーはahamoを。
ライトユーザーはirumoを。
速度、電波の受信エリアahamoもirumoも同等だとの表記があります。
基本的にはどちらを契約しても同じになります。
一部例外としてirumoの0.5GBプランのみ最大3Mbpsの通信速度になります。
ただし混雑時にはirumoの方が先に通信速度の制限が行なわれます。
上に書いたように基本的には同じなのですが、混雑時にはahamoの方が優位になります。
容量を使い切った後は、ahamoの方が速度は速いです。
データ容量超過後の速度については、ahamoが1Mbpsなのに対して、irumoは300kbps(0.5GBプランのみ128kbps)になります。
基本的には変わりありませんが、混雑時や契約プランの容量を使い切った後のことを考えると、ahamoの方が通信制限を受けにくく速度についても速いことになります。
ahamo | irumo | |
---|---|---|
支払い方法 | クレカ、口座振替 | クレカ、口座振替 |
店頭申し込み | サポートのみ対応(手数料3,300円) | 対応(手数料3,850円) |
ドコモメール引き継ぎ | 対応(使用料月額330円) | 対応(使用料月額330円) |
eSIM | 対応 | 対応 |
スマホセット販売 | あり | 店頭またはドコモオンラインショップのみ |
ahamo、irumoともにクレジットカード、口座振替支払いに対応しています。
一部を除きデビットカードでの料金支払いにも対応しています。
ahamoは公式サイトからの申し込みになっています。
ドコモショップで新規申し込みや乗り換え、契約後の各種変更サポートを行なっていますが、利用料金がそれぞれ3,300円がかかります。
ご本人がahamoオンラインサイトで申し込みをする上での店頭サポートがサービス対象です。
irumoはドコモショップでも申し込みが可能です。
irumoは店頭でも契約が可能ですが、新規契約の場合事務手数料として3,850円請求されます。
ahamoもirumoも公式サイトからの申し込みで、初期手数料がかかりません。
ahamo、irumoともにドコモのメールアドレスも継続して使えます。
ahamoはメール持ち運びサービスとして、契約時にこれまでのメールアドレスを引き継ぎできます。
irumoはドコモメールオプションとして、契約時にこれまでのメールアドレスを引き継ぎできます。または契約後任意のタイミングで新規ドコモアドレスの申し込みが可能です。
ともに月額330円の利用料がかかります。
ahamoは20GBと100GBのみミドルからヘビーユーザー向け。
irumoは0.5GBから9GBまでのライトユーザー向け。
混雑時や容量使用超過後はahamoが優位です。
ahamoはミドルからヘビーユーザー向けプランのみの取り扱いです。
海外でも20GBまで使えるのもメリットですね。
irumoは小容量プランのみの取り扱いですので、あまりスマホでネットを使わない方におすすめです。
また割引適用を前提として料金が安くなってますので、ドコモの光回線かホームWi-Fiを自宅で使っている方向けになります。
さらに少額ですがdカードでの料金支払いで割引もされますので、まだお持ちでない方はdカードの発行も検討しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回はドコモの格安SIM「ahamo」と「irumo」の違いを5つご紹介してきました。
「ahamo」と「irumo」は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「LINEMO」と「mineo」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは「LINEMOとmineoを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。